Beauty Column

グラデーションカラー後にハイライトを足す方法|境目をぼかす選び方【2026年版】

グラデーションカラーをして数か月たつと、根元が伸びたり、毛先の色が抜けたりして、明るい部分との境目が気になることがあります。そのときの選択肢のひとつが、ハイライトを足して明るさのつながりを作る方法です。

グラデーション後のハイライトは、境目を縦方向へぼかし、髪に立体感を加えられる施術です。ただし、すでにブリーチしている毛先へ薬剤を重ねると負担が大きくなるため、履歴に合わせた塗り分けが欠かせません。

この記事では、CELSUSの施術例をもとに、ハイライトを足す効果、向いている状態、避けた方がよいケース、色落ちとホームケアまで解説します。

最初に知っておきたいこと

  • ハイライトは横に見える境目を縦の明るさでぼかしやすい
  • 以前のブリーチ部分へ重ねない塗り分けが重要
  • 明るさを増やすだけでなく、暗い部分を足す方法もある
  • 縮毛矯正やセルフカラー履歴がある場合は施術できないことがある
  • 一度で完成させず、数回に分けてベースを育てる選択肢もある

グラデーションカラー後にハイライトを足す効果

グラデーションカラーは、根元から毛先へ明るくなるデザインです。時間がたつと、地毛・カラー部分・ブリーチ部分の差が横の線として見えることがあります。

根元から中間へ細いハイライトを加えると、明るい筋が縦に入るため、境目を散らして自然につなげやすくなります。また、髪を巻いたときや光に当たったときに、複数の明るさが立体感として見えます。

方法 向いている悩み 主な注意点
ハイライトを足す 境目をぼかし、明るさと立体感を残したい ブリーチの重なりを避ける必要がある
暗い色を足す 明るすぎる毛先を落ち着かせたい 濃く入れすぎると次回明るくしにくい
一色へ整える 明るさの差を小さくしたい 毛先の履歴に合わせた塗り分けが必要
根元だけリタッチ 現在のデザインを維持したい 既存ブリーチへ重ねない精度が必要

施術例|グラデーションの上から細いハイライトを追加

施術前は、以前のグラデーションカラーが残り、中間から毛先に黄色みが出ていました。

グラデーションカラー後に黄色みと境目が出た施術前

この状態へ一色のカラーを重ねる方法もありますが、今回は明るさを残しながら境目をぼかすため、根元から中間を中心にハイライトを配置しました。

1.ブリーチ履歴を確認してハイライトを入れる

すでに明るい毛先へブリーチを重ねないよう、明るくする必要がある部分を選びます。線の太さ、間隔、表面に見せる量によって仕上がりのコントラストが変わります。

グラデーションカラーの境目へハイライトを追加する施術

2.明るさの異なるベースを作る

ハイライト後は、地毛に近い部分、今回明るくした部分、以前ブリーチした部分が混ざります。この複数の明るさが、単色では出にくい奥行きにつながります。

ハイライト追加後に複数の明るさができたブリーチベース

3.全体の色を補正する

明るくした直後は黄色やオレンジが出るため、希望色と色落ちを考えて全体を補正します。今回はグレー系の色を重ね、筋が強く見えすぎないよう調整しました。

ハイライトとグラデーションへグレー系カラーを重ねた仕上がり

4.巻いたときに立体感が見える仕上がり

髪が動くと、暗い部分と明るい部分が交互に見えます。ストレートではなじみやすく、巻くとハイライトが強く見えるため、普段のスタイリングも含めて太さを決めることが大切です。

グラデーション後のハイライトが立体的に見える巻き髪の仕上がり

※掲載写真は2016年の施術例です。現在は髪の状態、ブリーチ回数、希望する明るさを確認して薬剤と施術範囲を決めます。同じ色・明るさ・回数での仕上がりを保証するものではありません。

ハイライトを足すのが向いている状態

  • 根元が伸び、明るい毛先との境目を自然にぼかしたい
  • グラデーションの明るさを残したままデザインを変えたい
  • 髪を巻いたときに立体感が見えるカラーにしたい
  • 一色に暗く戻さず、徐々にベースを整えたい
  • 白髪を一色で隠すより、細い明るさでなじませたい

ハイライトを足さない方がよいケース

毛先のブリーチダメージが強い

濡れると伸びる、切れ毛が多い、乾かしても引っかかる場合は、明るくする施術より補修とカットを優先することがあります。

縮毛矯正やセルフカラーの履歴が複雑

薬剤履歴が重なると、見た目だけでは髪の体力を判断しにくくなります。施術時期と範囲を担当者へ伝えてください。

一度で均一な一色にしたい

ハイライトは明るさの差を作る施術です。色の差をなくしたい場合は、グラデーションカラーを一色に戻す方法の方が目的に合います。

デザインを決める4つのポイント

ハイライトの太さ

細いほどなじみやすく、太いほどコントラストが強くなります。大人女性が自然に取り入れたい場合は、表面と顔まわりを細くする方法があります。

根元から入れるか、中間から入れるか

根元から入れると明るい印象になり、中間から入れると伸びても境目が目立ちにくくなります。

明るさを増やすか、暗さを足すか

すでに毛先が十分明るい場合は、ハイライトではなくローライトや根元を深くする方法の方が、少ない負担で立体感を作れることがあります。

今後どこまで明るくしたいか

次回もハイライトを続けるのか、一色へ戻すのかで今回の塗り分けが変わります。数か月先のカラー計画まで共有してください。

色落ちとホームケア

ブリーチした部分は色が抜けやすく、時間がたつと黄色みが戻ります。色落ちを完全に止めることはできませんが、日常の扱いで急激な褪色と乾燥を抑えられます。

  • カラーケア向けの穏やかなシャンプーを使う
  • 熱すぎるお湯を避け、洗髪後は早めに乾かす
  • 洗い流さないトリートメントを中間〜毛先につける
  • 高温アイロンを同じ場所へ繰り返さない
  • 黄ばみが強くなる前に次回カラーを相談する

根元が伸びた後の維持方法は、ブリーチした髪の根元が伸びたときの選び方も参考にしてください。ブリーチを増やさず明るさの差を作りたい場合は、ブリーチなしのグラデーションカラーをご覧ください。

よくある質問

グラデーションの上から毎回ハイライトを入れても大丈夫ですか?

毎回同じ場所へブリーチが重なると切れ毛の原因になります。既存の明るい部分を避け、必要な場所だけ追加する判断が必要です。

ハイライトを入れると境目は完全に消えますか?

境目を散らして目立ちにくくできますが、元の明るさの差や色素残留によっては一度で完全になじまないことがあります。

ハイライトには必ずブリーチが必要ですか?

地毛や暗い髪からは、通常カラーでもわずかな明るさの差を作れる場合があります。ただし、はっきりした透明感や明度差にはブリーチが必要になることがあります。

白髪があってもできますか?

白髪を完全に隠す方法とは異なりますが、細いハイライトで白髪と暗い髪の差をなじませる選択肢があります。白髪量と希望する見え方で設計します。

料金と時間はどれくらいですか?

ハイライトの本数、ブリーチ範囲、全体カラー、トリートメントの有無で変わります。古い記事の料金とクーポンは現在と異なるため、最新MENUまたはカウンセリング時にご確認ください。

ブリーチ履歴を確認してデザインをご提案します

グラデーション後にハイライトを足せるかは、毛先の体力とブリーチの重なり方で決まります。現在の髪と希望デザインが分かる写真がある場合は、予約時またはLINEでお送りください。

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初回公開:2017年8月29日/2026年8月30日 内容を全面更新

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